
親の介護施設選びで知っておくべき基本
親の介護が必要になったとき、多くの方が直面するのが「どのような施設を選べばよいのか」という疑問です。介護施設には公的な施設と民間の施設があり、費用や入居条件、提供されるサービス内容に大きな違いがあります。
主な介護施設の種類と費用の目安
代表的な介護施設の特徴と、月額費用の一般的な目安は以下の通りです。
- 特別養護老人ホーム(特養):公的施設。原則として要介護3以上が対象。入居一時金は不要で、月額費用は約7万円〜15万円程度と抑えめです。
- 介護老人保健施設(老健):公的施設。自宅復帰を目指すリハビリ主体の施設。月額費用は約10万円〜20万円程度。
- 介護付き有料老人ホーム:民間施設。24時間体制で介護や生活支援を受けられます。入居一時金は0円から数百万円以上、月額費用は15万円〜40万円程度と幅広く設定されています。
- 住宅型有料老人ホーム:民間施設。生活支援が中心で、必要に応じて外部の訪問介護等を利用します。月額費用は約10万円〜30万円程度です。
資金計画と施設選びの3つのステップ
家族の負担を減らし、納得のいく選択をするための手順をご紹介します。
- ステップ1:年金収入と貯蓄の確認
親の年金額や預貯金を把握し、「親の資産内で支払える予算」を設定することが基本です。 - ステップ2:地域包括支援センターへの相談
地元の専門窓口である地域包括支援センターやケアマネジャーに相談し、状況に合った施設情報を収集します。 - ステップ3:実際に現地を見学する
複数の施設を訪問し、スタッフの対応、清掃状態、入居者の表情や雰囲気を確かめましょう。
まとめ:焦らず早めの情報収集を
親の介護施設選びは、急な体調の変化で慌てて進めると後悔に繋がることがあります。元気なうちから資金計画を立て、情報を集めておくことが安心への一番の近道です。